あなたの前に犯した罪を
認めることができるのだろうか
罪があるゆえに痛む心 だから
慰めてくれとあなたに
言う事はことはできない。
「罪が門口で待ち伏せています」
聞きながら エデンの門を出た
闇にゆけば 自分の影を見なくてすむ。
「アダム アダム どこにおるや」
聞くまでもなく 見えているんだろう
そう思って返事をしなかった
…尋ねるあなたの痛みは
後になって 少しわかった。
「もし罪がないのなら 顔を上げればよいでしょう」
言葉が矢となって 私は地面に釘打たれる
やっぱり罪があるので 顔を伏せるしかないのです
そう思っていたけれど
もし 今 あなたを見つめかえすことができたら
世界はかわるだろうか
幸せになりたい。
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